キッチンカーに唯一必要な資格【食品衛生責任者】とは

どうもこんにちは。移動販売でクレープ屋をもうすぐ始めるつもりでいるゆきち(@yuki_one2)です。

さて移動販売経営をするのに必要な資格って何だと思いますか?


絶対に必要な資格はひとつ「食品衛生責任者」です。

じつは調理師免許なくても大丈夫です。


かんたんにどういう資格かというと、食中毒を出さないための基礎知識を身に付ける資格です。

受講料は9,000円程度、6時間の講習を受ければ誰でも取ることができます。


今回はキッチンカーを始める人が必ず取る資格、食品衛生責任者の取得方法を紹介してきます。


一回資格を取ればキッチンカーだけではなく、飲食関係ならどこでも使えます。

難易度の割には、けっこう便利な資格なんですね。

食品衛生責任者の取得方法

綺麗な料理

まず飲食店の資格について『調理師免許がないとダメですか?』とよく聞かれるんですが、じつは調理師免許は無くてもいい資格なんです。

もちろん持っていれば、それだけで飲食店の開業はできますがね。


つまり飲食店の開業は、誰でも手軽にできるんです。


資格で必要なのは、たった1日の講習で取れる食品衛生責任者だけです。

飲食店は誰にでもできる、ということは覚えておきましょう。


また名前が似ている資格で「食品衛生管理者」というものがあります。

こちらは、責任者の上級にあたる国家資格です。


乳製品や食肉の製品工場に必要な資格なので、普通に飲食店を経営する人には関係ありません。

今回のテーマとは違う資格なので、間違えないように。

講習への申し込み方法

食品衛生責任者の資格を取るには、1日の講習を受ける必要があります。

講習の会場は全国にある保健所です。


どこの保健所でも受講できますが、家に一番近い場所に行くのが一般的です。

講習はいつでも開催しているわけではなく、保健所によって開催日時が違います。


人口が多い都市で月3回くらい、その他は毎月1回あるかないか程度の頻度です。

僕は千葉県に住んでいるので、千葉の食品衛生協会のサイトを参考にしました。


講習の申し込みも保健所に申請します。

  • 窓口で直接
  • FAX
  • インターネット申し込み

千葉県では3種類の申し込み方法がありましたが、そこは自治体により違うみたいです。


同時に受講料9,000円を払う必要があります。

受講料も保健所によって違うみたいですが、9,000円前後です。


インターネットで申し込みをした場合は、指定された銀行に入金することになります。

申し込みが完了すると、保健所から「受講票」の代わりとなるメールが届きます。


これを見せて会場に入るので、このメールは消さないようにとっておきましょう。

これで申請は完了です。

講習当日の流れ

僕は集合時間の10分前に行きました。

少しでも遅れると、資格の証明書が交付されないようです。


持ち物は、受講票のメール画面、筆記用具だけです。

お弁当とお茶は出るので、ご飯は準備しなくても大丈夫でした。


講習の雰囲気は免許センターの更新講習に似ています。

やる気がないような方がほとんどで、少しガヤガヤしています。


僕が着いたときには90%くらいの人がすでにいました。

席は受講票に書かれた番号があるので、全員が指定席です。


講習は学校のように、ひたすら話を聞くスタイルです。

講師の方も何回もやっているので、そこまで熱量は無いように見えます。


一日の流れは「講習3時間▶︎休憩1時間▶︎受講3時間」です。

寝ている人もチラホラ見えます。


僕はしっかり聞いていましたが、確かに退屈な時間ではありました。

ただ教科書はもらえるので、しっかり読めば問題ないです。


そして最後まで受講すると、修了証がその場で公布されます。

修了書

講習を受けたあと

これで開業ができる!!

いえ、まだ待ってください。


開業には「保健所の許可」が必要です。

食品衛生責任者はその営業許可を得るための資格でもあります。


人に対して必要な資格が食品衛生責任者

場所に対して必要な資格が営業許可です。


どちらも保健所で届け出をするので、飲食店はとにかく保健所に認められることが大事です。

もらった修了証は、保健所に提出しないといけないので、絶対に無くさないようにしましょう。


では以上が食品衛生責任者についての紹介でした。

このように、飲食店は誰でも手軽に参入することができるので、競争率が高い市場となっています。

その結果、廃業率も高いので、ビジネスとして難易度が高いとも言われています。


カケハシフードトラックでは、キッチンカーの出店場所を掲載し、また経営のサポートもしています。

キッチンカー市場を生き抜くために、このホームページも活用していただきたいと思います。

コメントを残す