キッチンカーのコンサルにはお金を払ってはいけない理由

コンサルティング

どうもこんにちは。カケハシフードトラックのゆきち(@yuki_one2)です。

2019年にキッチンカーでクレープ屋さんをしていました。


さて今回は「キッチンカーのコンサルティグは受けなくてもいい」という意見を書いていきます。

僕はいろんなキッチンカーの方と接することが多いですが、コンサルを受けて良かったという方には会ったことがありません。


キッチンカーで成功している方は、自分で試行錯誤して今の状況にたどり着いています。

なぜならキッチンカー事業に答えなんか無いからです。


出店する場所、販売する商材、オーナーの人格など、人ぞれぞれによって事業の正解は違っており、そこに再現性などないからです。

よってコンサルティングでは、抽象的なことをアドバイスするしかないのです。


今回の記事では、そんなキッチンカーコンサルの実態を紹介していこうと思います。

ということで、今回のテーマはこちら

キッチンカーコンサルの実態とは

ティーチング

はじめにコンサルティングとはどういうものかを説明します。

コンサルティングとは?

事業の改善点を経営者に指摘し、売上を伸ばすための改善を手伝うこと。

つまり「どうやったら儲かるか?」をサポートする人のことです。ではなぜコンサルティングをやろうとする人がいるのでしょうか。

コンサルをやりたがる理由

それは手軽に利益を上げることができるからです。

通常の飲食事業だと食材の原価がかかったりするので、利益が残りにくいです。一方でコンサルティングは情報を提供するのが仕事なので、売上はそのまま利益になります。


コンサルは儲けやすいので、事業として取り入れる人が多いのが実態です。

さらに儲かる方法がわかるなら、自分で借入などをして、従業員を雇ってキッチンカーを始めればいいんですが、それはやろうとしません。

失敗するリスクがあるからです。


このリスクを他人に背負わせて、コンサル料だけをいただくという、とても手堅いビジネスとも言えます。

これがコンサルをやりたがる本音です。


事業をするのは収益をあげるためなので、決して悪いことではないですが、コンサルをしている時点で「自分でやればいい」という矛盾は抱えていると感じます。

コンサルの内容はどんなものか

ではそんなキッチンカーコンサルでは、どんなことを助言してもらえるのでしょうか。

僕も一回だけコンサルを受けたことがあり、また知り合いから体験を聞いたこともあるので、内容をまとめます。


コンサルと聞くと、とても難しいことをやりそうですが、そんなことは無いです。ただの相談乗りだと思ってください。

僕のときには、最初にキッチンカーで何を売りたいのかを聞かれました。そこから現場で活躍している方の話や、ご自身の体験などを聞きました。


続けてクレープ屋をやるために必要な機材と、看板を製作する会社の紹介をしてもらい、最後にキッチンカーの見積もりを出してくれました。


つまりキッチンカーコンサルで教えてくれたことをまとめると..

  1. 現場の人の話
  2. 必要な機材
  3. 看板製作の紹介
  4. キッチンカーの見積もり

ということになります。

コンサルを受けたそのときは、少し充実した気分になっていましたが、今思うと大したことは聞けていなかったと思います。


コンサルの大きな目的は、開業の後押しをすることだったのかも知れません。その中身にはあまり価値が無かったです。

実際にコンサルで受けた内容は、ネットで調べればわかることです。このカケハシフードトラックのブログに、キッチンカーに必要なことは全てまとまっています。

低リスク開業開業前の準備

有益なコンサルの条件

冒頭でも紹介したとおり、キッチンカーで成功する絶対の方法など存在しません。

何をどこで売るか、誰がキッチンカーに立つのか、時代にあっているのかなど、人それぞれで戦略は変わりますし、ときには運も必要です。


つまりコンサルティングで具体的な話をすることはできないのです。

成功する方法を教えるとしたら、できる事は一つで、成功した料理のレシピを教えることです。


いくら売り方をコンサルしても、そこに再現性はありません。

違う人が成功した人と同じことをして、また成功するほど甘い世界では無いからです。


ただキッチンカーで成功したレシピを教えてくれるなら、それは有益なコンサルと言ってもいいでしょう。

これほど具体的な助言は他にありません。

まとめ

キッチンカーコンサルにお金を払ってはいけない理由とは

  • 出店する場所、販売する商材、オーナーの人格など、人ぞれぞれによって事業の正解が違うから
  • 成功した自分の経験を教えても、それがまた通用するとは限らない
  • 同じことをして儲かるようになるのならば、自分で事業をはじめている
  • それをしないという事は、失敗するリスクを背負いたくない証拠である
  • 成功する自信があるならば、そのノウハウを使って自分で事業を拡大している
  • コンサル業は飲食に比べて利益率が高いので、やりたがる人が多い


それでもコンサルを受けてもいい条件

売れている料理のレシピを教えてくれる


ではいかがだったでしょうか。キッチンカーのコンサルについて、僕の意見を書いてみました。

とくに「儲かる方法を知っているなら、それを自分で実行しているはず」というのは真理だと思います。


それをしないという事は、どこかにリスクがあるということです。

コンサルを受けると、いろいろ教えてくれそうという気持ちも分かりますが、自分で調べてみるのが大事かなと思います。


ビジネスの基本はどれだけ無駄なお金を使わないかなので、できる事は自分でやってみましょう。

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