キッチンカーの仲介業者とは??【利用したければ利用するべし】

紹介

キッチンカーの仲介業者とは、出店できる場所を紹介する業者のことで、我々カケハシフードトラックもその一つです。

土地を管理する企業と連絡を取り合い、またキッチンカーとも連絡を取うことで、双方のパイプとなっています。


『しかし仲介業者なんて、仲介料を取られるだけなので、存在しない方がいいのではないでしょうか?』

今回の記事では、そんなキッチンカーの仲介業者が必要かどうかの考えをお伝えしようと思います。

仲介業者を経由することでどんなメリットがあるのか、逆にどんなデメリットがあるのか。

それを踏まえたうえで、自分で判断すればいいと思います。


今現在キッチンカーを経営されている方や、これからキッチンカーを始めようと思っている方は、避けては通れない問題になるでしょう。

仲介業者をやっている私が解説するので、必ずや有意義な記事となりますので、ぜひ最後まで目を通してみてください。

キッチンカーの仲介業者は本当に必要なのか??

まずは我々キッチンカーの仲介業者がどのように収益をあげているのかを、お知らせします。

仲介業者の収益源は当然ながら「仲介料」です。


仲介料はキッチンカーからいただくこともありますし、土地を管理する側からいただくこともあります。そこは出店場所の環境などによって異なります。

そして売上がよくあがる場所は、仲介料も多くなる傾向があります。


ただあくまで紹介する立場にあるので、キッチンカーと土地がなければ仕事は成立しません。

よく『人のふんどしで相撲を取る』なんて言われるのは、そんな理由があります。


「キッチンカーを呼びたい側と、出店したい側を繋げる」

かんたんに説明すると、そんな仕事です。

仲介業が存在するメリット

次にキッチンカーの仲介業者がいることによって、どんなメリットがあるのかお伝えします。

考えられるのは、以下の3点です。

  • 単体では出店できない場所にも出店できる
  • 出店料などの条件を緩和させる交渉をしてくれる
  • 申請やキャンセルなどの連絡が楽になる

項目の詳細について解説します。

1.出店できない場所にも出店できる

ここからの話は全て、カケハシフードトラックでの経験によるものです。

キッチンカーを経営していて、出店場所に交渉するときは、あくまで「自分単体のキッチンカーが出店できるかどうか」を交渉しますよね。


例えばカケハシフードトラックだと300台以上のキッチンカーが登録しているので、土地の管理者に『300台のキッチンカーが出店の候補にあります』と言えます。

これによって単体では出店できないような場所でも、土地の管理者は『そんなにいるならお願いしようかな』となるのです。


カケハシフードトラックの交渉なら出店させてくれる可能性がある。

これは大きなメリットの一つと言えます。

2.出店料などを緩和できる可能性

キッチンカー単体だと出店料を下げてもらうなどの交渉は非常に難しいです。

しかし仲介業者だと、複数のキッチンカーの意見をまとめて交渉することができます。


例えばカケハシフードトラックだと、出店場所についてのアンケートなどを行うことがあります。

項目としては

  • 出店したいと思うか、思わないか
  • その理由
  • 出店料は妥当かどうか
  • そのほかの条件について思うこと

などをGoogleフォームにまとめて、出店者に一括でアンケートに答えてもらったりします。


アンケート結果が40件程度集まり、その全員が『出店料が高い』と回答すれば、さすがに土地の管理者も耳を傾けなくてはなりません。

個人ではどうしようもないことも、仲介業者が取りまとめて意見することで変わることもあります。

カケハシフードトラックではこのアンケート結果で、出店料が緩和された実績もあります。

3.申請やキャンセル連絡が楽になる

場所によっては出店申請を紙に書いて、それをPDFにしてメールを送るなんて所もあります。

私自身もキッチンカーをやっていたのでわかりますが、正直これは面倒くさいです。


カケハシフードトラックでは、この申請を代行してやることが多いので、キッチンカー自体の申請は非常に楽になっています。

出店の申請はLINEで『何月何日にどこに出店したいです』と送るだけです。

申請書のフォーマットはカケハシフードトラックで持っているので、一括で担当者に送ってしまいます。


キャンセルに関しても同じことです。

LINEで例えば『明日の出店は家庭の都合でキャンセルします』などと送っていただけたら、それで完了です。キャンセル料がかかることもありますが、よく分からない書類を書く必要はないです。


この通り、個別で担当者とやり取りするよりも、はるかに事務業務が楽になっています。

仲介料を支払っているので、これくらいの業務をやるのは普通ですよね。

仲介業が存在するデメリット

メリットを話したので、次はデメリットについてです。

キッチンカーの仲介業がいることによっての一番でデメリットは、余計な費用がかかることです。


自分のキッチンカー単体で出店できれば出店料が安いのに、仲介業者が入ることによって余計な仲介料が発生してしまいます。

利益を追求する仕事ですので、仲介料なんて払いたく無いですよね。私もキッチンカーをやっていたので、よく分かります。


過去の仲介した場所で失敗した例があるので紹介します。

それは千葉県のとあるパチンコ店のことです。

ぜひ『キッチンカーを出店させたい』と先方から要望を受けて、仲介をスタートさせた場所があります。


何回かキッチンカーを出店してみて売上を見たところ、結構売れる場所だったので3,000円で出店を募集しました。

しかし少し経過すると、どうやらパチンコ店でも独自でキッチンカーを募集しており、さらにそっちでは出店料が無料だったのです。

カケハシフードトラックを経由すると3,000円かかるのに、パチンコ店に直接依頼すると出店料が無料になるという状況でした。


私たちは慈善団体では無いので、当然無料にすることはできないですし、3,000円が妥当だと思っていました。

この矛盾を感じながら募集を続けていたのですが、キッチンカーからの苦情が届きました。


『どうしてカケハシさんから出店すると、お金がかかるんですか?お店に直接交渉した方がいいじゃないですか』

まったくその通りです。


矛盾を感じながらも募集を続けていたのが間違いで、気づいた時点ですぐに仲介を取りやめるべきでした。

今はもちろん仲介を辞退していますが、当時の状況というがまさに「仲介業者がジャマでしかない」状態です。


キッチンカー独自で出店できるならば、それがベストであって、そこに仲介業者が入ってしまうのはデメリットでしか無いですよね。

これが仲介業者が存在する悪い理由かと思います。

悪質な仲介業者に気を付けてほしい

嘘つき

私自身がキッチンカーの仲介業者をしているので、他の業者さんの話も少しは耳にします。

そこで知り得た、悪い仲介業者の内容を紹介します。

1.仲介業者の仕事をしない

これは私がキッチンカーをやっていた頃の経験です。

とあるスーパーマーケットに出店するために、この仲介業者を経由するしかありませんでした。


問題はこの仲介業者が仕事をしないことにありました。

出店の申請は自分で書類を提出し、キャンセルに関しても自分で行っていました。

仲介業者のやることは特になく、名前がそこにあるだけです。私は何のために仲介料を支払っているのかが分からなかったです。


あるときキャンセルを申請しようと思い、担当者に『仲介業者なので連絡してもらってもいいですか?』とお願いしました。

するとその担当者は声を荒げて『お前なんだその態度。自分で連絡しろよ』と言われたのです。


これには驚きました。

まず社会人としてあるまじき言葉使い、そして何もしないという対応。

こんな仲介業者が実際にいたので、気を付けてほしいです。

2.不透明な出店料

事前に出店料を明示しない仲介業者にも気を付けてください。

けっこう抜かれることがあります。


これも私がキッチンカーをやっていた頃の経験です。

とあるイベントにクレープを提供してほしいとの依頼を受けました。

イベントともあり喜んで受けたのですが、支払われた報酬が少なかったのです。


事前にクレープを買い取っていただき、来場者に無料で提供するスタイルのイベントでした。

そして100食用意してほしいと言われ、単価が500円とお伝えはしていました。


イベントは問題なく終わり、50,000円が振り込まれるのを待っていたのですが、実際に届いたのは40,000円でした。

そのことを伝えると、諸費用がかかっていることと、50,000円とは言っていないと説明され、単価400円でクレープを提供することになってしまいました。


しっかり自分の方からもらえる報酬を確認するべきでしたが、とても悲しくなりました。

後でイベント主催者に確認すると、60,000円の予算があったそうで、その仲介業者は20,000円も仲介料を取っていたことになります。

仲介料はいくらなのか、実際にもらえる報酬がいくらなのかを明示しない業者もいるので気を付けてください。

3.特定のキッチンカーと癒着する業者

これはカケハシフードトラックを立ち上げてからの話です。

とある出店場所があり、すでに他の仲介業者が担当していたのですが、途中からカケハシフードトラックに変わった場所があります。


この前任の業者がヒドいなと思ったので紹介します。

特定のキッチンカーと非常に仲が良かったらしく、複数のキッチンカーが出店する場所だったのですが、毎回出店場所を一番良い場所にしていたようです。

さらに出店料の一部をそのキッチンカーに渡していたそうで、完全な癒着状態でした。


そんなことをしなければ、もっと出店料は下げられていたのに、とても意味の無いことだと思います。

私が思うに、仲介業者は常にフェアでなければならないです。

特定のキッチンカーと仲良くしすぎるのは問題ですね。

仲介業者は使わない方がいいが、利用してもいい

ということで、悪質なキッチンカー仲介業者には気をつけてください。

一方で、カケハシフードトラックはとてもクリーンな業者なので、ぜひご利用ください。


冗談はさておきですね、今回の記事のまとめをします。

見出しにもある通りですね、自分で出店場所を確保できるなら仲介業者に頼らなくても問題ないです。

ただカケハシフードトラックでしか出店できない場所もありますので、そこに出店したい場合には、ぜひ頼っていただきたいなと思います。

そのときは、仲介業者としての仕事をしっかり完遂します。


最後に私が思うに、キッチンカーと仲介業者というのはチームでも何でもなくて、ただの企業同士です。

お互いに利益を求める関係で、利用したいときに利用すればいいのかなと思います。思っているよりドライな関係です。

キッチンカー仲介業という、世間的には認知されない仕事なのですが、少しでも実態が伝わればと思います。

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