どうもこんにちは。
キッチンカーを2019年から開業させたゆきち(@yuki_one2)です。
さて僕は自分で保健所に行き、自分で営業許可を取ってきました。中には代行で営業許可を取得してもらう方もいますよね。
今回は自分で営業許可を取りたい人に向けて、その方法をまとめます。
この記事では必要な書類について、別の記事で設備の検査で見られる項目をまとめてあるので、あわせて見てください。
【2022最新】キッチンカーに必要な設備はなに!?個人的には経験として、こういう申請は自分でやってみることをおすすめします。社会の勉強になり、今後に生かせたりします。
それでは今回のテーマはこちら。
営業許可の申請で必要な書類とは
最初に結論から言うと、必要書類は以下の7点です。
- 食品営業許可申請書
- 食品衛生者設置届
- 食品衛生責任者講習修了書
- キッチンカーの車検証
- 免許証のコピー
- 検便結果証明書
- 印紙14,000円
正式な書類は、申請にいく保健所からもらってください。そして保健所によって、追加で書類が必要な場合があります。
今回は見本として、千葉市のホームページから引用した様式を載せておきます。
それでは書類ひとつずつ解説していきます。
申請の中ではメインとなる書類です。
https://www.city.chiba.jp/hokenfukushi/iryoeisei/hokenjo/shokuhin/documents/kyokashinnsei.pdf
わからないところは空欄にし、保健所に聞けば大丈夫です。キッチンカーの平面図は、どこに何が置かれているのかが分かるようにします。
以前の記事でも紹介しましたが、キッチンカーで唯一必要な資格です。あらかじめ講習を受ける必要がありますが、コロナの影響で、後から受講することもできます。
飲食店には必ず一人「食品衛生責任者」を置かなくてはいけません。
https://www.pref.chiba.lg.jp/eishi/tetsuzuki/documents/6_kanrisya-kai.pdf
キッチンカーに唯一必要な資格【食品衛生責任者】とは食品衛生者設置届を申請するために必要な証明書です。講習に参加すればもらえます。
これです。
実際に営業で使う車の車検証と、そのコピーが必要でした。提出はコピーだけですが、記載に偽装がないかチェックするために本物も必要です。
キッチンカーを運転することができる免許証が必要です。ほとんどの場合、普通免許で大丈夫です。
直近の検便結果を提出します。
昔のものでは無効となるので、1ヶ月以内程度の検査結果を準備しましょう。
検査項目は「O-157」だけで大丈夫ですが、結果が出るまでに1週間ほどかかるので、検査は早めに予約したほうがいいです。
検査は保健所で実施していますが、民間企業でもやっています。値段は1,000円前後が相場です。
印紙は保健所で買うことができるので、お金だけ準備しましょう。
以上が営業許可の申請で提出する書類です。
しかし一番大事なのは書類よりも、キッチンカーの設備の方ですね。特に2021年からルールが改正されたので、細かくチェックされます。
こちらの記事で設備については確認しましょう。
キッチンカーの設備については、全国で基準が統一されているとはいえ、じつは保健所によって細かいルールが違います。
絶対に製作する前に、保健所に相談に行ってください。
最後に
では営業許可に必要な書類を紹介しました。
特に注意が必要なのは「検便検査」と「食品衛生責任者講習」です。取得するのに時間がかかるので、事前に準備しておきましょう。
僕はキッチンカーを製作してもらっている間に、この2つを済ませました。
また書類の記入は、保健所の職員さんに聞きながらやればかんたんです。
キッチンカーを始める人は、ぜひ自分で営業許可を取ってみてください。
最後にもうひとつ重要な書類があります。それがPL保険加入証です。
生産物賠償責任保険とも呼ばれる。キッチンカーが加入すると、食中毒が発生したときの賠償保険として使える。
PL保険は、出店場所に提出することが多いです。カケハシフードトラックでも、登録するときに必ず添付してもらっています。
保険料は年間で5,000円くらいなので、加入するべき保険だと思います。