キッチンカーこそUberEatsを使うべき理由【売上が伸びます】

UBERを導入

どうもこんにちは。カケハシフードトラックのゆきち(@yuki_one2)です。

2019年にキッチンカーを経営していました。


さて今回の記事はキッチンカーにこそUberEatsを導入するべきという意見を書いていこうと思います。

じつはキッチンカーでもUberEatsを利用することができるんです。


もう実際に出店しながら、UberEatsで注文を受けいてるキッチンカーもいます。

彼らに話を聞くと口をそろえて『やった方がいい』と言います。


この記事ではUberEatsの導入の仕方、キッチンカーとしての注意点、実際の手数料などを詳しく解説していきます。


この先、キッチンカーをしながらUberEatsで注文を取るのが主流になってくるかもしれません。

今のうちから導入し、使い方を知っておくのは大事なことです。


それでは今回のテーマはこちら。

キッチンカーこそUberEatsを導入しよう

デリバリー

まずUberEatsを導入したキッチンカーの方から効果を聞いたところ、すべての店舗で「売上が伸びた」という声があがりました。

それもそのはずで、UberEatsから注文がなければ特に支払う費用はないので、マイナスになることはありません。


つまりUberEatsの金銭的なデメリットはありません。

需要がなければ注文がこないだけです。


▶︎【動画】UberEats受注から配達までの流れ

店舗とキッチンカーでのUberEatsの違い

店舗は固定の場所ですが、キッチンカーは毎回場所が変わります。

キッチンカーでUberEatsをやる場合は、開店前に住所変更をする必要があります


30分程度で情報が更新されるので、現場に到着したタイミングで住所変更するとちょうどいいです。

とても大事なことなので、忘れないようにしましょう。

UberEatsに登録できる条件

UberEatsにレストラン登録するには条件があります。

  • 営業許可を持っている
  • 週4日以上の出店
  • 1日3時間以上の出店
  • 5種類以上のメニュー
  • 配達用の容器の準備
  • 通信環境がある

週末だけの出店だと、UberEatsは利用できなさそうです。

またメニューの数についてはトッピングも含まれます。例えばメインとなる料理1種類と、トッピングを4つ用意すれば条件を満たすことになります。

配達は自転車やバイクを使うので、多少揺れてもこぼれない容器を準備しなくてはいけません。

UberEatsの導入方法

ではキッチンカーがUberEatsに登録する手順を紹介します。

申し込みフォームに登録する
申し込みフォーム

https://merchants.ubereats.com/jp/ja/s/signup/

店舗所在地は自宅で、業種はレストランを選択してください。

電話をする日を予約する

フォームに登録した後、入力しアドレスにメッセージが送られてきます。

レストラン登録するにあたって、UberEatsの担当者から電話で説明を受ける必要があるようです。そのメッセージの中にリンクがあり、そこから電話の予約をすることができます。

通常は1週間後から予約を取れますが、混雑状況によりもっと先になるかもしれません。

担当者と電話

レストランパートナーのサービス概要と、UberEatsの利用方法について、30分程度の説明を受けます。

電子契約書

説明を受けると、電子契約書のリンクが添付されたメールが届きます。案内に従って電子契約書での契約を、インターネット上で完了させます。

その後は店舗情報の登録を行なっていきますので、Uber Eatsに載せるメニューや価格を決めておいてください。

撮影の予約

メニューの写真は、Uber Eatsが派遣したプロに撮影してもらうことができます。撮影の希望日時を予約しましょう。

撮影時間は1時間と決まっているため、その時間で収まるように準備しておきます。1時間を超えると、延長費用がかかってしまいます。

初回の撮影はプロが撮ってくれますが、それ以降は自分で撮影することになります。

タブレットの操作研修

自分でiPadなどのタブレットを持っていればいいですが、UberEatsから有料でレンタルすることもできます。タブレットを受け取ったら、必ず操作方法の研修を受けなくてはなりません。

研修は予約制なので、このタイミングで予約を入れておきます。使い方など電話でレクチャーされ、30分程度で終わります。

▶︎【動画】パートナーによるタブレットの使い方

https://youtu.be/uX0jwsO0DJY

準備完了

タブレット研修まで完了したら、いよいよパートナーとして掲載されます。

掲載初日から注文がくるようになるため、それまでに提供体勢を整えましょう。ここからはお店が評価されるようになるため、初日から油断できません。

UberEatsの初期費用

  • 英語メニュー作成費用
  • 写真撮影費用
  • アプリ連動費用
  • タブレット研修費用

この4つで以前は、合計50,000円の初期費用がかかっていましたが、現在はコロナ支援として、費用がすべて免除されています。

このキャンペーンがいつまで続くかは未定ですが、間違いなく今はチャンスです。

しかしタブレットが手元に無い場合は費用がかかります


これを機会に新しく購入するか、UberEatsから月額1,700円でレンタルする必要があります。またレンタルしたタブレットは、SIMが付いているのですぐに通信することができます

自分でタブレットを購入した場合も、ポケットWi-Fiを使うか、スマホと通信を共有するなどして、インターネットを使える状態にしてください。


つまり初期費用としては、最大1,700円ということになります。

売上にかかる手数料

UberEatsから注文を受けると38.5%の手数料が発生します。

性格には手数料は35%なのですが、そこに消費税が加わって38.5%となります。

こちらに実際のレシートをお借りしました。

売上レシート

この日はUberEatsでの売上は合計で17,250円でした。

特別オファーというのは割引のクーポンです。売上からクーポン価格を差し引くと、手数料は35%で5,848円になります。その消費税が585円ということです。


17,250円を売り上げて、実際に振り込まれるのは10,374円になります。

UberEatsは値上げ必須

だいたい40%近くを持っていかれてしまうため、通常と同じ価格だと利益はほとんど残りません。

キッチンカーは手頃さを売りにしているところもあるので、なおさら厳しいです。


UberEatsに出す商品は、通常より50%くらい価格を上げるのがいいでしょう。

1,000円で店頭で買えるものは、1,500円にするイメージです。


そもそもUberEatsを使う人たちは、裕福な人が多いです。50%価格が上がっても、自宅に届けて欲しいと考えています。

値上げをしても「売れるものは売れる」というのが、現場の声でした。


▶︎【動画】お店から見たUberEats

メリットとデメリットのまとめ

それではキッチンカーがUberEatsに登録する方法と、費用や条件を紹介してきました。

最後にUberEatsを導入する、メリットとデメリットをまとめます。


導入のメリット

  • 自宅に配達して欲しい人にも対応できる
  • 確実に売上は伸びる(損はしない)
  • 初期費用がほぼかからない


導入のデメリット

  • 登録するまでに時間と手間がかかる
  • 週4日以上は出店しないといけない
  • 手数料が38.5%かかる

通常の出店をしながらデリバリーを受けられるようになるので、UberEatsに登録をしても損は無いです。現場の意見として『やらない手はない』とのことでした。


今後はキッチンカーでもUberEatsが注文できるというのが、当たり前の世界になるかもしれません。今のうちから対応しておくことをおすすめします。

とにかく初期費用50,000円がかからない、今は本当にチャンスです


▶︎登録はこちら

https://merchants.ubereats.com/jp/ja/s/signup/

コメントを残す