どうもこんにちは。カケハシフードトラックのゆきち(@yuki_one2)です。
「開業にかけた費用で事業が成功するかどうかが決まる」
実際に開業してみて、僕が肌で感じたことです。多くの人がお金をかけてでも100%の状態でスタートするべきと勘違いをしています。
初期費用はなるべく抑えるべきです
さて僕は2019年11月にキッチンカーを開業させました。
今回はそのときにかかった、開業費用を大公開します。
キッチンカー初出店をむかえるまでにいくら必要なのか?
これから開業を控えている方、どうぞ参考にしてください。
当時のレシートは細かに記録しているので、1円単位で公開します。
それでは今回のテーマはこちら。
キッチンカー開業までにかかった費用を公開
それではさっそく発表しちゃいます。
僕が初出店までにかかった費用は…
2,292,375円
です!!
皆さんの予想と比べてどうだったでしょうか。
開業前にいろんなホームページを見て、開業資金の平均は350万円と聞いていたので、なかなか抑えられたと思っていました。
ではここからは、この経費の詳細を書いていきます。
開業経費をまとめると以下のとおりです。
- 車両購入費
- 交通費
- 勉強費
- 食材費
- 営業許可の費用
- キッチンカーの装飾
- 資格取得費
- 宣伝広告費
- 消耗品
- 設備費
- その他
それではひとつずつ、何に消費したのか見ていきましょう。
1,841,000円
経費の80%を占めたのが、キッチンカーの車体でした。
それはそうですよね。車は高額です。
僕が購入したのは、こちらの軽バンです。
11,064円
キッチンカーを製作したのが埼玉県で、何回か打ち合わせなどで行きました。
その交通費です。
- ガゾリン代:4,046円
- ETC料金:4,970円
- 電車代:2,048円
6,740円
キッチンカーを始めようと思ったときに、キッチンカーのことを勉強するため、セミナーや市主催の講習会に参加しました。
その参加費用です。
- 習志野商工会/創業塾:3,500円
- フードトラックカンパニー/試食会:3,240円
29,842円
クレープを焼く練習のためにかけた材料費です。
初心者だったのでかなり練習しました。
74,968円
営業許可の印紙代と、検査に通るために買い足した機材のお金です。
- 機材:60,968円
- 印紙代:14,000円
中でも発動発電機が37,830円と高額でした。冷蔵庫を稼働するためにどうしても必要と言われたので、泣く泣く購入することになりました。
74,744円
キッチンカーをオシャレにするためにかけた費用です。僕の場合はちょっとこだわりが強かったのか、お金をかけすぎたかもしれません。
しかし後悔は一切していません。キッチンカーの装飾をそろえているときは本当に楽しかったです。
10,000円
キッチンカーを開業するのに、必要な資格を取った経費です。
- 食品衛生責任者講習:9,000円
- 検便費用:1,000円
正確には検便は資格ではないですが、営業許可に必要な項目です。
24,040円
このブログを運営維持する費用や、お店のロゴデザイン費がここに含まれています。
- ロゴデザイン:15,480円
- サーバー/ドメイン:8,560円
63,355円円
クレープの包装紙や、テイクアウトの袋などの消耗品の費用です。
消耗品は大量に発注することしかできなかったので、一回の注文で数万円になります。
中でも高額だったのがドリンクカップですね。ふたとストローもセットでなかなかの額になります。
99,982円
これはクレープ屋をやるためにそろえた設備です。
例えば鉄板やガスコンロ、冷蔵庫などですね。
最終的に冷蔵庫だけでもキッチンカーに2台、家に2台購入したので、設備費は高額です。
こちらにクレープ屋に必要なアイテムが、すべてまとめてあります。
クレープ開業に必要なアイテム一覧93,027円
これは必要な出費ではないですが、僕がこだわりでかけた経費です。
当時はYouTubeに力を入れていて、GoProを購入したので、撮影機材にお金がかかりました。
事務用品は、お店の印鑑と名刺が主な出費です。さらに習志野の商工会員になったので、入会金と年会費を払って、この値段になっています。
- 撮影機材:57,359円
- 事務用品:25,668円
- 商工会員費:10,000円
以上がすべての経費になります。
経費をグラフにする
すべてを合算すると2,292,375円となり、グラフにすると以下のとおりです。
キッチンカーの費用のほとんどは、車両費ということです。続いて設備費、消耗品、営業許可の費用の順番でした。
最後に、1個あたりの金額が高かったものをランキングします。
第3位冷凍ストッカー
22,800円
食材の保管のために、家にあった方がいいアイテムです。これがあると、冷凍生クリームを大量に購入できるので、とても助かりました。
キッチンカーを辞めた今は、冷凍食品を大量買いするのにも大活躍です。
第2位発電機
37,830円
当時は発電機のことをよく分からずに、とにかく安いものをと思って購入しました。
今だったら、EENOUR製品を買うと思います。
【保存版】キッチンカーおすすめの発電機7選第1位GoPro
41,580円
絶対にキッチンカーには必要ないものが第1位となりました。
当時購入したのが「GoPro hero7」というシリーズです。
YouTube撮影は車内での撮影を多くしたので、小さいGoProはとても使いやすかったです。
最近はキッチンカーのYouTuberも増えてきたので、GoProおすすめです。今は10までシリーズが出ていますね。
まとめ
ではいかがだったでしょうか?
領収書を見て経費を公開したので、かなり詳しい数字です。
皆さんに報告できるだけでなく、僕も確定申告のために費用をまとめられてよかったです。
これから開業を目指す人にとって、ひとつ参考になる数字となれば嬉しいです。
僕の場合は軽バンのキッチンカーなので、車内が狭く、内装できる場所も限られています。これが軽トラだったら、中身も広く、さらに費用がかさむことでしょう。
今から言えることは、僕みたいに無駄な買い物はしないことですね。
今考えるとこの金額は使いすぎです。
ぜひみなさんは僕の半分くらいで開業して欲しいなと思います。
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